雨の日が続き地面で滑って落車、障害物が現れて落車など、落車には様々な理由があります。
僕もこれまで大きな落車から小さな落車まで数えきれないほどの落車を経験してきました。
目次
先日落車した話
とても恥ずかしい話になりますが、2ヶ月前くらい前の雨の日に凄く小さい20cm程の側溝で滑り、落車をしてしまいました。
怪我は擦過傷のみでした。滑らないようにタイヤも横に倒さず、真っ直ぐ進んでいたのに滑りました。
滑った後に見たのですが、側溝に油がついていました。ガソリンスタンドの目の前だったのでもしかしたら油が何かしら付着してしまっていたのかもしれません。
油や側溝、マンホール、橋の繋ぎ目などはどんなに良いタイヤをはいていても滑ってしまうことがあるので、注意が必要だと改めて思いました。
当たり前ですが、できるなら落車はしないのが1番です。僕も落車をしたくて落車したことは1度もありません。
ただ自転車競技には切っても切れない関係の落車。今回は実際に仕方なく落車してしまった時、怪我に対して僕がどのような処置をしているかを紹介します。
そしてここからは少し内容のキツい話になってしまいますので、怪我などの話が苦手な方は読まない方が良いと思います。
僕がケガをした時に行っている処置
そして僕が行っている処置は正しい知識がある方から見て正解ではないと思います。ただ僕が行っている方法で僕自身は化膿してしまったり、治りが遅かったりしたことはありません。
実際世の中探せば、正しい処置の仕方、優秀な医療用品など沢山あります。
落車をして1番多い怪我は擦過傷です。擦過傷は範囲が広い場合や、傷が深い場合などその時によって全然具合が違います。
傷を治す時に痛くなくて有名な方法としてはこのようなアイテムがあります。
【Amazon.co.jp 限定】BAND-AID(バンドエイド) キズパワーパッド ジャンボサイズ 3枚+ケース付き 絆創膏
しかし怪我の範囲が広かったりすると上記の絆創膏では対応できません。
僕は落車をして怪我を負っても次の日走ったりします。
走ると汗をかいたり、こすれたりして剝がれてしまい交換をまめに行わなければならない可能性があります。そうなってくると上記のものではどうしても1枚1枚が高価になってしまいます。
なので下記のやり方で治まりました。処置が簡単で1つの個所に対し安価で行えるからです。
最初にしっかり洗浄する
まず1番大事なのはしっかり洗うことです。これが怪我をした時に最も大事です。これしか大事ではないというくらい大事です。
そして擦過傷に関してはこのしっかり洗うという行為をきちんと行えば、その後は痛くありません。
僕はこの擦過傷を洗う時に、風呂場で洗います。身体などを洗うこのようなタオル
にボディーソープをしっかりと着けて、短い時間で良いんで思いきって全力で擦過傷部分をこすって洗います。
この時奥歯を全力で噛みながら洗うと痛みが軽減されるような気がします。小さな傷から大きな傷まで全て全力でこすって洗います。
これで傷が綺麗になります。
そして身体を拭き、傷を拭きます。
フィルムを貼る
ここまでできたらあとは下記のものを貼ります。
アルケア8-4316-04マルチフィックス・ロール17824160mm×10m
傷に直接貼ってはいけませんと書いてありますが僕は直接貼ってしまいます。ただし普段からこのフィルムは清潔な場所に保管しています。
僕の場合は16.0cm×10mを持っていて、これを転んだ時にできた擦過傷の大きさに合わせて切って貼ります。
ワセリンなどを塗っていた時期もありましたが、ワセリンを塗ると剥がれやすくなってしまうので、塗らなくなりました。
傷に直接貼ってしまって痛いのではないか?と思うかもしれませんが痛くありません。なぜならしっかりと密着しているのでこすれませんし、薄いフィルムが空気に傷が触れるのを防いでくれる為です。
氷で冷やす
そしてこのフィルムを張ったら打撲している部分を氷で冷やします。
擦過傷をしている部分も打撲をしていたら冷やします。
まず15分から20分冷やして、1、2時間空けてまた15分から20分冷やします。これをできる限り行います。
最低でもこの15分から20分を2回は冷やします。
フィルムの交換
フィルムを張った後は、このフィルムに身体の液がたまっていくのでそれが溢れそうな時まで放置します。この放置する時間は日によって、傷の大きさ、治り具合によってまちまちです。
液がたまって剥がれたり、液漏れして剥がれそうになったら取って、風呂場でその液をしっかりと流し、汚そうだったら軽く石鹸で流し、またこのフィルムを貼ります。
この繰り返しで新しい皮膚ができていきますので、あとは待つのみです。
1番大事なことはしっかり洗うこと
これらのやり方では最初に洗う時以外は痛くありません。
前回転んだときは1週間程で直りました。
繰り返し述べますが、このやり方は最初に覚悟を決めてしっかり洗うことが大事です。
ここをしっかり行えないと化膿してしまったりして良くないので、このやり方を行ってはいけません。
例えば擦過傷が明らかにいつもより程度が大きい、深いとなると、下の写真のようなしっかりとした医療用品を使用します。
今回は少し内容のキツい記事になってしまいました。
そしてこれは医療関係者の方から見たら正しい処置ではないかもしれません。
ただ僕怪我してしまった時にこのようなやり方をしていて、しっかり治っているので、あくまで参考という形でみてください。
そして骨折していたら明らかにいつもと違う感覚が身体に流れますので、素直に病院に行ったほうがいいです。2回大腿骨を折った時も折った時ははっきり折れたって分かりました。
あとはヘルメットが割れていたり、頭を打っている時も病院で検査してもらった方が安心です。
まず1番は転ばないことが大事です。楽しく安全に自転車に乗れるように落車には気を付けましょう。
僕もまたお恥ずかしい話をしないよう最大限に気を付けます。