プロサイクリスト 伊藤雅和

シエルブルー鹿屋所属 選手兼監督 伊藤雅和のブログ ロードバイクに役立つ情報を発信していきます

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ケガをしたとき傷口を綺麗に

投稿日:2022年4月8日 更新日:

先日の練習中に自分ではどうしようもないトラブルで落車してしまいました。

ケガとしては今のところ左半身打撲、左臀部全体の擦過傷、右臀部擦過傷、左背中擦過傷、左肩擦過傷、左肘擦過傷といったケガになっています。

地面に転がるように落車したので左半身に大きく擦過傷を負ってしまいました。

落車は決して自慢できるものではないので今回の記事を書くか迷いましたが、今回の傷に対しての処置が病院によって異なっており何が正解か自分はドクターではないので分かりませんが、自分の痛さの主観で処置について書いていきたいと思います。

まず言いたいことは落車はしないのが一番。自分自身の走りも、自分の機材についても責任をもって管理することが改めて大事だということを発信したいと思います。

ケガなどが苦手という方は今回の記事は読まない方が良いと思います。

今回は訳あって3箇所の整形外科を受診しました。

コロナ禍の中、なくてもよいケガで受診させてもらった3つの病院に感謝しています。

 

落車した時に最寄りにあった病院の処置

まずは落車してすぐ近くにあった病院を受診しました。

自分の家から、チームの事務所からは少し離れたところです。

チームの皆の助けを借り、恥ずかしながらも救急車で病院に到着しました。

とりあえず救急で怪我の様子をみてもらい先生にこれは痛いね、とりあえず骨折していないかレントゲンを撮ってみようと言われレントゲンを撮りに行きました。

撮った後すぐに先生が来てくれて目立った骨折はなさそうです。肩甲骨周りの骨は骨挫傷があります。とのことでした。とりあえず骨折がないことは安心です。

となると次は擦過傷の処置です。擦過傷の処置で大事なことは傷を綺麗にすることです。これは自分がドクターではないですけど身をもって大事だと感じている事です(傷を綺麗にしないと治りが遅いし後から化膿してくる)

今回運ばれた整形外科さんでは自分のケガの処置は全て看護師さんが行ってくれました。看護師さんもここまでひどい擦過傷は見たことなかったのかどうしたらいいか戸惑っている感じがありました。

恐る恐るこれから洗っていきますね。と言われ傷に水(病院にある容器に入った液体。以下水)をかけながらガーゼで汚れを落としていきます。看護師さん達はおもにウエアが破けてウエアの生地が傷に沢山付着していると話していました。

いつもであれば病院や、レースであれば救護の方に軽く洗ってもらい後から自分で身体を洗うゴシゴシタオルで歯を食いしばりながらゴシゴシ傷を洗います。このゴシゴシが物凄く痛いですがその時に我慢すれば後が違ってきます。これは今回の怪我でも感じたことなのでこの後書いていきます。

看護師さんはとりあえず怪我全体を水とガーゼで優しく洗ってくれました。

自分の体感的にはいつものゴシゴシの痛みがなかったのでこれで大丈夫かなという思いがありましたが、今回の怪我は自分で洗える範囲、部位ではなかったので人に任せるしかありません。

看護師さんは今は簡易的に洗ったからあとはここで入院するならその時にもっと洗います、他の病院に行かれるならばそこでまた傷を見せてくださいと言いました。

その後薬を塗り、くっつかないと言われた網のような形をしたものを傷口にくっつけてその上からガーゼを貼りました。(網のようなものの名前が分からない)

 

 

家の近くの病院

家まで代表に送ってもらい、かかりつけの整形外科に向かおうとしたらなんとその日は午後から休診。

ということでその日は病院に行かないか(一応処置はしてもらったし)、行ったことのない病院に行くか迷いました。看護師さんの言葉が気になって傷がしっかりと綺麗になっているか分からなかったため(身体の箇所的に目視できない)迷う。

妻が病院には行った方が良いと探してくれて、結果病院に行くことになりました。

そこでも擦過傷の程度にドクターと看護師さんが驚いているのを感じつつ処置が始まりました。今回はドクターが処置をしてくれました。やはり時間がたって傷を見るとまた違うのか傷が汚いということで洗うことに。

水をかけながらガーゼでこする。最初の病院よりは力も強く洗ってくれました。この時もかなり痛かったですが歯を食いしばりながら耐えました。

先生がひととおり処置を終えてくれた後に、このくらいのゴシゴシで汚れは取れるのですか?と生意気ながらに質問してみると、あまりに強くこすりすぎると皮膚の良いとこまで削ってしまって逆に良くないからという返答をくれて、なるほどそういう考えもあるのかと病院を後にします。

ただいつもケガをしたときには今回よりケガはひどくないけどもっと洗うとき痛いけどなという思いもありました。

 

 

かかりつけの病院

いつもなにかあれば行く、かかりつけの整形外科にケガをした翌日の朝一番に向かいました(自分が自転車選手をしていることも知っている)以前大腿骨転子部骨折した時も長く通院していた整形外科です。

昨日の夜はなんだかケガをした箇所が擦過傷の痛みとは別に常にチクチクした痛みがあったなと朝を迎え、ついに来たかかりつけ。

先生に呼ばれて傷を見せた時、これはいかんな。しっかり洗ったのかね?という質問がきて全てを察しました。以前もケガをしたときにこの質問が来た後の地獄を味わったからです。

まずは先生がこの傷このまま洗うとなると痛すぎるだろうから麻酔するね。と言いました。あーよかった麻酔してくれてから洗うなら少し痛みも抑えられるかもしれないと思いました。

ただそんな考えは麻酔をつけた瞬間になくなりました。麻酔をつけた?と不思議に思われた方もいると思いますが今回の麻酔は塗る麻酔でした。

傷口に麻酔を塗った時の激痛は凄いものがありました。

先生は自分が痛がっているのをそりゃ痛いわと笑いながら塗っています。自分は先生!全然笑えないです!と話しますが先生はどんどん塗っていきます。

終わった時には放心状態になり先生もうだめです。と弱音を吐きますが先生は自分が転んだんだろー。笑いながらと返してきます。確かに確かにそうなんですけどね先生。痛いですよと。じゃあしばらく麻酔が効くまで待ってってと。言われ待っていました。この待つ時には麻酔を塗った痛みは消えていて落ち着いて待つことができました。

たまに待合にくる先生に軽く傷を叩かれてまだ痛いね?と聞かれます。痛いです!というとじゃあまだだねと。

しばらく時間が経ち呼ばれて中に向かうと先生と2人の看護師さん。

じゃあ洗っていくからねと。

洗い始めた瞬間からこれまでの処置とは大違いのゴシゴシの力。

麻酔をしていても痛い。とにかく痛い。叫びつつベットを力いっぱい握りつつ、足はバタバタさせて歯を食いしばります。

先生はそれでもおかまいなくゴシゴシしていくと、ゴシゴシしたガーゼがまあ黒いこと。ほとんどの箇所のゴシゴシしたガーゼが真っ黒になっていました。

先生はゴシゴシする時は思い切りやらないと汚れはとれない、今回のこの怪我具合から処置が1時間以内に終わるはずがないと言っていました。

確かにこれまでの病院では処置が30分以内には終わっていました。

今回はゴシゴシの回数、力加減が半端ないので地獄のような時間でした。一切の汚れも許さないという感じでした。

この地獄のような時間が終われば後が楽だからとゴシゴシしながら言います。

自分もこれまでの経験上そうだとは思っているので歯を食いしばりながら耐えます。

全てのゴシゴシが終わった後は分かりやすい放心状態。先生も看護師さんもお疲れ様と言ってくれながら医療用のパッドを貼ってくれました。

体感的にはこの前の開幕戦くらい疲れました。

 

しっかりと汚れを落とした後どうなったか

まずは身体の痛みが軽減しました。これは嘘ではなく本当です。

やはり傷を清潔にすることはかなり大事なんだと今回のことでもまた再認識できました。

傷に汚れがある場合擦過傷の痛みも多く感じますが、ずっとチクチクしているような感覚があります。

綺麗にしてからその痛みはなくなりました。

 

 

傷の手当まとめ

今回は自分で傷を綺麗にできなくて人の手を頼ることしかできませんでした。

病院が変わるたびにハードになっていく処置に悶絶でしたが最終的に痛みは軽減されました(それでもかなり痛む)

傷が綺麗になっていくたびに処置の痛みは増すのですが結果傷の痛みは軽減します。

ケガはしないことが一番ですが皆さんもケガをしてしまった際には傷をこれでもかってほど綺麗にすることを自分はお勧めします。

病院によっても処置の仕方や考えが違うと思うので自分からは何が「正しい」とは言えないですが、この記事が皆さんが今後ケガをしてしまった時の参考になればと思います。

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