ハンドルは幅、形など数ある中から自分に合うハンドルを見つけていきます。
僕はハンドルを選ぶ際には幅を大事にしています。前回記事→ハンドル幅を考える 1
今回は僕がハンドル幅380mmを2年使って自分には合わなかったという話をします。
僕は今ブラケット部分の真ん中と真ん中を測って400mmのハンドルを使っています。
ハンドル幅380mmを使っている時と400mm時の写真
まず画像を見てください。
これが僕が380mm幅のハンドルを使っている時の写真です。
次にこれが400mm幅のハンドルを使っている時の写真です。
380mmを使用しているときの身体の動き
380mmを使っている時は肩が窮屈で、ハンドルをうまく押さえることができていませんでした。
その為上半身が上手く使えずに、下半身が比較的疲れていました。
自転車は脚で漕いでいますが全身運動なので上半身も上手く使わないと速く走れません。
僕の感覚ですが、体重をかけて走る時は上半身をしっかり固定して上から下に向けて体重をかけていきます。肩から背中、腰、お腹、そして脚で体重を伝えていく感覚です。
この時肩が窮屈だと上半身全体の重心が上に上がってしまい体重を下にうまく押さえることができませんでした。
特に背中とお腹の筋肉が上手く使えない感覚でした。使おうとして上体が左右に振れますが、うまく使えてる感覚はありませんでした。
座って漕いでいる(シッティング)時はハンドルを引くという動作がしにくい感覚がありました。
ダンシング時に使いずらいと感じた
特に僕には380mmが狭いなと感じた時は立ち漕ぎ(ダンシング)している時です。
腕の幅が上半身より狭くなってしまっているので体重をうまくペダルにのせることができませんでした。
上りなどでダンシングして上半身を上手く使い、脚を休ませることがあるのですが、これが凄くできにくかったです。
ハンドルを引くという動作も小さくなってしまっている感覚でした。
インターバルを行う時も1本目は速いのですが、本数を重ねる度に広いハンドルの時より強度が落ちやすかったです。
抵抗が少ない分速いのですが、僕の場合はですが、動作が小さくなってしまい筋肉を広く使えないので、疲れやすかったです。
ダンシング時に上体を上手く使え、ハンドルを上手に引けている時は肩が少しだけ下がります。
ハンドル幅が狭いときのメリット
メリットとしてはハンドル幅が狭い分空気抵抗は広い時より小さいです。空気抵抗を考えた時に身体を小さくしやすいです。
集団走行している時、ハンドルが広いときより小さい隙間で集団内を通り抜けできたりします。
2年使って変えた
僕は2年間試して、2年目が終わって1ヶ月のオフシーズンで身体がリセットされ、また乗り始めた時に380mmを使ったら身体が気持ち悪すぎたので、次のシーズンから400mmのハンドルに変えてもらいました。
しばらく乗らない期間があって久しぶりに自転車に乗った時の感覚は物凄い大事だと思います。それが自分の身体に合うか合わないかが分かりやすいからです。
次は400mmを使って変わったこと、どのようにハンドル幅を選ぶかなどを書いていきます→ハンドル幅を考える 3~適正のハンドルを見つける~