プロサイクリスト 伊藤雅和

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ハンドル幅を考える 3~適正のハンドルを見つける~

投稿日:2020年6月24日 更新日:

ハンドルには様々な形、幅があり自分に合った探し、使います。

僕は特に形にはこだわりませんが、幅は400mm程ないとうまく走れません。

前回は380mmを使ってうまくいかなかったことを書きました→ハンドル幅を考える 2~適正より狭いハンドルを使った場合~)

今日は400mmと僕に合っている幅のハンドルを使っていると身体はどうなるかを書いていきたいと思います。

まずハンドル幅は狭ければ狭い程、空気抵抗は少なくなります。でも僕は日本人が無理して狭いハンドル幅を使いずらい身体をしているのかなと思っています。

 

僕のハンドルサイズの決め方

僕自身のハンドルの決め方を紹介します。
自分の両腕をどこの筋肉も張らない用に前に出します。

この時の手の甲から手の甲までを測り、この値がハンドル幅という単純な決め方で良いと思っています。

僕も前に手をこのように出した時に手の甲から手の甲が400mmあります。

 

適正なハンドル幅を使うと身体の動きはどうなっていくか

ハンドルを適正な幅で使えると身体の全体を使いやすくなります。
適正だとブラケットに手を沿えた時に肩に変な力が入らず、手をブラケットに置けます。
ポジションを決める時に大事なのはストレスがかかってない状態の時にどこにも力が入らないことです。
更にポジションのことの細かいことは今後書いていきます。

ハンドル幅380mmを使っている時より、400mm(僕にとって適正)を使っているとダンシング(立ち漕ぎ)がうまくできます。


ダンシングで体重をペダルにのせる為には腕と腕の間に、脇をある程度締めた状態で、身体がしっかり入っていることが大事だと思っています。

 

自転車に乗らずに検証してみる

何もない状態で腕を前に出して、このように身体を横に振ってください。(写真は条件を同じにする為にわざと脇を閉めて行っています)

まずこの上の2枚の写真は、腕と腕の間にしっかりと身体が入っている写真です。

そして次の2枚の写真は腕と腕の間に身体が入りきらない写真です。

この時に腕の間に身体が入っている時と両腕に身体が止められている時とでは身体の自由度、後ろに身体を引けている範囲が全く違います。手と手の距離を見てもらえると分かりやすいです。

僕はダンシングする時には身体の重心をハンドル側に預け、両手で順番にハンドルを引きます。

この時に先ほど行ったコトで考えると、ハンドルを引ける幅が全然違います。
身体の自由度が高まり体重も乗せやすくなります。
僕は上りでダンシングしてペダルに体重を乗せ、休むことが多い走り方をしていますのでハンドル幅は適正な幅がないと走れませんでした。

シッティング(座って漕ぐ)時に関しては狭くても平坦や下りはそこまで違和感はありません。
スプリンターなどは狭いハンドルを使う選手も多いです。
先ほども書きましたが、狭いのを使えればその分空気抵抗も減りますので、平坦や下りでは有利です。
もちろん上りでも使えれば有利ですが、僕は上りでもシッティング時にハンドルを引いて押してで乗っていますので、広い方が身体全体を使いやすい感覚です。

これは人それぞれなので他の選手に聞いてみても面白いかもしれません。

ちなみにイタリアで受けたフィッターの方は僕は380mmがベストなハンドル幅だということでした。

 

海外の選手は身体の作りが違う?

ここに僕の考えついた持論があって、海外の選手は普段の肩幅があまり当てにならない気がしてます。
なぜなら彼らの肩はどういった構造をしているのか分かりませんが、肩が身体の前側に入っていくのです。言い方があっているかは分かりませんが肩が入っていると思います。
肩が入るとはどのようなことかというとこのような形です。
Embed from Getty Images
なので本来の肩幅より狭いハンドル幅を使えていると思っています。

これが日本人、というよりアジア人には苦手なイメージです。
あまり肩が前に入っているアジア人は見たことがありません。
このことが先に述べた、僕が日本人は無理して狭いハンドルを使わない方が良いのではないかと思っている理由です。
もちろん肩が前に入る日本人の方もいると思うので、そのような方は狭いハンドルでも使いこなせるのかなと思っています。

ハンドルも色々な種類があり、迷うことがあると思いますが、今後はスプリンターの選手などに話を聞いてこのblogにも書いていくので、記事を参考にしてくれれば嬉しいです。

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