ペダルを付けるクランクというパーツについて書いていきたいと思います。
そもそもクランクとは
クランクとはこの箇所のことを言います。
クランクを回すことによって自転車は前に進んでいきます。
ロードレースで使われている4つの長さのクランク
様々な長さのクランクがあります。
クランクは長さによって漕いだ感覚が違うので、今日はその長さの違うクランクでそれぞれ漕いだ感覚を僕なりに書いていきたいと思います。
クランクの長さは主に身長や股下で決まってきますが、走り方のタイプでも違ってきます。
今ロードレースで使われているクランクの長さは主に4つの長さがあります。
167.5mm、170.0mm、172.5mm、175mmです。
他にももっと短いのや長いのもありますが、主にロードレーサーが使ってるのは上記した4種類です。
僕は175mmは使ったことないですが、他の3つの長さは試したことがあります。
ちなみに今は170.0mmを使っています。
クランクは一般的に言われているのは長ければ長いほどテコの原理によりパワーが出やすくなるといいます。
しかしその分クランクが1回転するのに大きく動かさなければなりません。クランクが短くなればパワーは出にくくなりますが、1回転するのは簡単になります。
自転車にはギアが付いていて僕のギアは22通りの重さ・ギアを選択できます。
自転車は重いギアを速く回せば回すほど速く進みます。
速く走る為には重いギアを踏まないといけないですし、回転数も上げていかないといけません。
なので単純にいえば重いギアを踏んでいくタイプの人は長いクランクが向いていて、軽いギアを高回転で回していくタイプは短いクランクが向いていることになります。
167.5mmを使用していた時の感覚
167.5mmを付けていた時は今日は脚がよく回るなと練習中に感じていて、チームメートと一定ペースで走る分にはいつもより体力を温存できている感覚でした。
その後おもいっきり踏んでみたところ、いつもより速度が出なかったのです。
特にダンシングと呼ばれる立ち漕ぎの時にいつもよりパワーが出なくて、スピードに乗れない感覚でした。
ただしその全力走した時や速度がかなり上がった時以外は楽に走れてる感覚でした。
172.5mmを使用していた時の感覚
172.5mmのクランクを付けていた時は全くの逆でした。
チームメートと一定のペースで走ってる時に体力を多く使ってしまっている感覚でした。休みづらいのです。
一定ペースで距離を走ってからの速度が上がってた時もそれまででかなりいつもより疲れているのであまり踏めることはなかったです。
しかし距離を走ってからではなく1分全力、2分全力など短い時間の全力に集中した場合では「ダンシング」でパワーが出るので速かったです。
そして練習後に凄く疲れる感覚がありました。
170mmが僕にとって最適
2つの長さのクランクで良いところと悪いところが対になっているので、その真ん中の長さの170.0mmが僕にとって最適なクランクです。
でも167.5mmか172.5mmかどちらかを絶対使わないといけないならば167.5mmを使うと思います。
練習終わった後の疲れ方に凄く差があったからです。
日本のロードレーサーでも長いクランクを使ってパワーが出るようになったという選手も知っていますし、175mmを使っているとても強い選手も知っています。
合うクランクは人それぞれだと思いますが、僕にとってのベストは170.0mmでした。
皆さんもクランクを選ぶ際に参考にしてみてください。