ロードバイクに乗るのに大切な自転車を進ませることについて書いていきたいと思います。
目次
パワーメーターを付けてトレーニング
最近のロード界では「パワートレーニング」が主流になっていて自分も実際にパワートレーニングを行っています。
自転車にパワー(力)を測れるパワーメーターという機材を付けていて、パワー測りその値(ワット)を見ながらトレーニングを行います。
ここ10年くらいで一般的なトレーニングとして、現役選手はほとんど全員がパワーメーターを使っていると思います。
パワーメーターは必要か?という議論もあったりしますが、僕は絶対的に必要だと思います。
全員が全員使っていない時代ならパワーメーターは必要なかったかもしれませんが、トレーニングも緻密に計算されて行うようになってきた中で使わないのは自殺行為と言っていい程だと思います。
本当の天才ならばいらないかもしれません。
パワーを多く出すことはとりあえず正義
パワーを多く出すことは大事です。
何分何ワットで踏むとか何時間何ワットで踏むとかパワーを見ながら走れれば、その目標に向かって練習できると思います。
トレーニングを行う上でパワーを見ながら行うのは凄く大事ということを前提に置いといて話します。
パワーを推進力に変えてこそ意味がある
パワーが出てもそのパワーが自転車の推進力にうまく変わってなければ、自転車は速く進んでくれません。
パワーだけ見たら現役選手より出る方々もいるかもしれません。
自転車を進ませるにはどのようなことを、どのような意識したらいいかを僕なりに考えてみました。
僕はパワーメーターを使い出したのは最近のことなのでそれまでは自分の中の感覚で練習していました。
感覚の中で大事にしてたことは自転車の前に進む力に逆らわずに自転車を進ませることです。
自転車を進ませるのに大事なことはポジション
その上でまず1番大事なことは自転車の「ポジション」だと考えます。
せっかく練習してパワーが上がっても自転車のポジションが出てなければ台無しだと思います。
自転車の「ポジション」に答えはないと思いますので、自分のその時のベストを身体の状態と今乗っている自転車の特性に合わせて見つけていくしかないと思っています。
今後「ポジション」のことについては今現在の僕なりの考えを書いていきたいと思います。
身体の力を抜く大事さ
次に大事なことは身体の力を抜くことです。
これは明日からできることなので是非試して欲しいです。
自転車を進ませる時に力を入れて漕がないとと思ってる人がいると思いますが、力が入っていると自転車の前に進む力感じ取りづらくなります。
逆に全身、特に下半身の力を抜くイメージで自転車に乗ると自転車の力を感じやすくなります。
力を抜いているので、最初は速度が出ないかもしれませんが自転車が進んでることを感じとりやすくなると思います。
この時あまり軽すぎるギアでやらずに自分が楽に走れるギリギリのギアで行うのがいいと思います。
そしてその自転車の進んでる力を感じ取れるようになったら、その力を生かすように力を加え、ギアを上げていきます。
この時もできれば力を抜くイメージで走ることが大事です。
自転車の進む力に逆らわずに漕いでいけるようになれば、これまでのパワーより少ない力で速く自転車は進みます。
自転車の前に進む力を生かして走ってみる。これを是非試してみてほしいです。
自転車を上手く前に進めることを体得して、パワーが無駄にならないように走りましょう!
僕もまだまだ日々研究していきます!
それが自転車の楽しいところの一つだとも思います!