プロサイクリスト 伊藤雅和

シエルブルー鹿屋監督 伊藤雅和のブログ 選手経験12年 ロードバイク教える人

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ダンシングが上手にできない

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踊る方は苦手です。

立ちこぎのダンシングは比較的得意です。伊藤です。

ロードバイク乗りの方と話をしている時にダンシングが苦手という方結構います。

ダンシングを上手にするのにコツがあるでしょうか。

考えられる伊藤流のコツを書いていきます。

 

ハンドル幅を適正なものにする

まずはこれです。

ハンドル幅が狭いと力を込めたダンシングはできますが、休むためのダンシングは難しいです。

狭いハンドル幅になると上半身の動きが少し制限されるので、背中周りからハンドルを引きにくくなります。

単発のスプリントならばハンドル幅が狭くてもパワーは出ます。むしろ出ます。ただ何発もいけません。一撃必殺です。

 

ポジションが出ていない

ダンシングが苦手という方。

実はシッティングで乗っている時のフォームもおかしいことが多いです。

実はダンシングというのはシッティングで走っている時の身体の使い方そのままが出ます。

よってシッティングでできていないことはダンシングでもできません。

シッティングで上手にハンドルを押したり引いたりしていなくてはダンシングでもできません。

意外とポジションを良いところに持ってくればダンシングも自然と上手になります。

 

ブラケットの角度がおかしい

これは不自然な位置にある場合、一目見ればパッとわかる箇所です。

これがおかしいとダンシングもできませんし普段の走りから推進力を殺してしまいます。

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ハンドルの高さがおかしい

ハンドルが高ければ楽。いや逆です。

ハンドルの高さが高すぎると身体とのバランスでダンシングしづらいです。

肩甲骨からハンドルを引けているか

ハンドルを押したり引いたりを繰り返して自転車は進みますが、腕だけでハンドルを引いた時と肩甲骨周りからハンドルを引いた時どちらがパワーが大きいか。

もちろん肩甲骨から引いたときです。

体幹トレーニングレッスンでは肩甲骨周りを動かすエクササイズもあります→お申し込みはこちらをクリック

 

脚と上半身を連動させる

上半身が動いている時は脚ももちろん動いています。どのように動いているかは一言で言い表せられるくらい簡単です。

 

意識の問題?

自分は自転車の乗っていて意識で直すことって結構難しいと考えています。

ゆっくり走っている時は良いですが、ペースがキツくなってきた時にどこそこ意識できる人はどれくらいいるでしょうか。

綺麗に回せる箇所に身体を置くことが大事になります。

 

上の中で1つでも当てはまっているコトがあれば改善してみるとダンシングが上達する!かもしれません。

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