さぁジロ・デ・イタリア第15ステージ予想していきましょう!
このジロで総合争いの始まりを告げるモンテ・グラッパ。
2025年5月25日(日)に開催される第15ステージは、今大会屈指の山岳ステージ。北イタリアのフィウーメ・ヴェーネトからアジアーゴまでの219kmを駆け抜けるコースには獲得標高約3900mの厳しい登りが待ち構えています。
目次
コース
距離 219km
獲得標高約 3,900m
注目の登坂
モンテ・グラッパ
カテゴリー1級山岳
全長 約25km
平均勾配 6.5%
最大勾配 11%前後
標高差 1,500m以上
ドリ峠
カテゴリー2級山岳
全長 約8km
平均勾配 約6〜7%
前半は比較的穏やかな平坦区間ですが、後半は過酷な山岳セクション。特にモンテ・グラッパの長い登坂は注目。
優勝予想・注目選手
アイザック・デル・トロ(UAEチームエミレーツ・XRG)
デルトロは無理に動く必要はありません。
モンテ・グラッパではチームのアシストとともに上りライバルたちのアタックを見ていく走りとなりそうですね。タイム差を抑える走りができれば100点ですね。まだまだ若いのでバッドデイで大きく遅れることもあるかもしれません。
サイモン・イェーツ(チーム ヴィスマ・リースアバイク)
イェーツは切れ味鋭いアタックでライバルを引き離せるか。
このステージでもペースが緩んだ瞬間やライバルが疲弊したタイミングでのアタックをするベテランらしい走りを期待。そこから少しずつタイム差を詰めていけるのか。
リチャル・カラパス(EFエデュケーション・イージーポスト)
気づけば総合4位。
過去の総合優勝者でもあるカラパスはアタックをするタイミングが絶妙。
無理にアタックせずとも他選手の失速や隙を逃さず確実に差を詰めてくるタイプ。
今日もカラパスの動きには注目ですね。
プリモシュ・ログリッチ(レッドブル・ボーラ・ハンスグローエ)
なんやかんや連日トラブルに巻き込まれタイムを失っているログリッチ。
昨日もペリツァーリの献身的なアシストのお陰で遅れを最小限に。
ログリッチは単独でも攻めきれるパワーを持っているのでチームでペースを上げて、エース同士の戦いの土俵に乗せた時にタイム差を縮められる可能性が高いと思います。グラッパ中盤〜終盤にかけてチームで引くならば、強引と思える反撃に出る可能性があります。
ログリッチ、ボーラの作戦がステージ全体の展開を決める要因の1つになりそうです。
フアン・アユソ(UAEチームエミレーツ・XRG)
アユソはこのような厳しい山岳でこそ存在感を示す存在。
登坂力は大会随一。終盤の爆発力も持ち合わせています。今日の優勝候補ですね。
また、逃げ切りに賭ける選手としてはワウト・プールスや前回逃げに乗っていたキンタナ、ビルバオなどにも注目。ステージ勝利と山岳ポイント獲得を狙ってくる可能性があります。
天候予報
モンテ・グラッパ付近の気温
5℃前後
風
南風(中程度)
気温差と風向きがレース展開に影響する可能性あり。
まとめ
モンテ・グラッパに入るまでに逃げのメンバーでステージ争いは決まります。UAEはどのくらいのタイム差でコントロールをするのか。
ステージを獲りにいくのか。
今回のように長い厳しい登坂は今大会初めてなので、ここまでの展開も含めて総合勢の仕上がりとチームの作戦が知れる日になります。
モンテ・グラッパは過去にも数々のドラマを生んできた上りのようなので楽しみですね。
このステージは総合勢のテストの1日だと思います。
果たして誰が強いのか。
今日もジロを楽しみましょう!
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