さぁ今日もジロ・デ・イタリア2第17ステージ予習していきましょう。
ジロ・デ・イタリア第17ステージは総合争いの選手には厳しい山岳ステージです。舞台は北イタリア、サン・ミケーレ・アッラディジェからボルミオまでの155km。獲得標高は3,800m超、選手にとっては昨日に引き続き厳しいコースレイアウトになります。
目次
コース
距離 155km
スタート サン・ミケーレ・アッラディジェ
ゴール ボルミオ
獲得標高 約3,800m
主な山岳ポイント
パッソ・デル・トナーレ(Passo del Tonale)
標高 1883m
カテゴリー 2級山岳
登坂距離 約15.2km
平均勾配 6%
最大勾配 9%
モルティローロ峠(Passo del Mortirolo/1級)
標高 1854m
カテゴリー1級山岳
登坂距離 約12.6km
平均勾配 7.6%
最大勾配 16%
登坂ルート モンノ(Monno)側からの東ルート
注目選手と展望
1. イサーク・デル・トロ
所属 UAEチーム・エミレーツ
年齢 21歳
現在の順位 総合首位(マリア・ローザ)
第17ステージでの注目ポイント
アシストは強い。アユソもアシストに回るはず。ただ孤立すれば苦しくなるか。
昨日のように厳しい峠が続いた時の耐久力はまだ他のベテラン選手達と比べて懸念するところか。モルティローロで崩れなければいいがいかに。
守りのステージ運びが必要だが若い選手なので回復力に期待。
2. サイモン・イェーツ
所属 チーム・ヴィスマ・リース・ア・バイク(Team Visma | Lease a Bike)
年齢 32歳
現在の順位 総合2位(+26秒)
第17ステージでの注目ポイント
今日も大きくは仕掛けないと予想。
様子見のジャブは打つ可能性はあるが最終日の前の日、その前の日の19.20ステージで攻撃をしかけてくるか。
ただデル・トロ初め総合上位メンバーへの揺さぶりをかける可能性はあり。
これまでのサイモンは長距離の消耗戦にはやや弱点ありのイメージが。ブエルタを総合優勝したときには今のようにクレバーに走っていた記憶があるので今回は個人的に期待してます。
3. リチャル・カラパス
所属 EFエデュケーション・イージーポスト
年齢 31歳
現在の順位 総合3位(+31秒)
第17ステージでの注目ポイント
モルティローロでは自ら最初は動かず他の動きを利用して昨日のようにタイミングを見て仕掛けるか。
パンチがあるので最後のゴール前でのアタックもあり。昨日の走りで他の選手と比べて走れてると自覚した思うのでこうなった時のカラパスは強いか。2019年総合優勝以来の総合優勝はいかに。下りも上手いのでモルティローロで仕掛けても、ゴール前の3級山岳「レ・モッテ」でも持ち前のパンチ力は生きそうなので現在の状態も含めてカラパス向けのステージ。
4. デレク・ジー
所属 イスラエル・プレミアテック
年齢 27歳
現在の順位 総合4位(+1分31秒)
第17ステージでの注目ポイント
純粋なクライマーほどのパンチ力はないが、持続的な出力に安定さがあり大崩れしにくいのが特徴。
昨年のツールも名だたる選手達の中で9位。
今総合上位にいるメンバーがどこかで崩れた経験があるメンバーなのでそのようなことが起きればジーにチャンス。
まとめ
序盤からアップダウンが続き、中盤のパッソ・デル・トナーレで脚にダメージが蓄積されます。
本日最大の山場は言うまでもなくモルティローロ峠。ここで攻撃をしかけてくるのは昨日遅れた総合系メンバーか。それとも。
逃げ切りの可能性もありますが、総合上位を狙う選手が動けば、逃げ集団は吸収される可能性大。
アシストのサポートを受けつつ誰が最後の登坂で抜け出せるかが楽しみですね。
今日もカラパスの動きは要注意です。
昨日遅れてしまったベルナルにも頑張ってほしいです!
今日も楽しみましょう!
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