プロツアー選手で真似しやすいポジション、乗り方は誰なのか勝手にランキングしてみたの第2弾、今日は7位~9位です。
前回の3位から6位はこちらです。
目次
7位 エステバン・チャベス選手
ポジションはいたってオーソドックス、ハンドルまでの距離は遠くなく、無理のない上半身の動きになっています。
ただサドルは結構高めに見えます。チャベス選手だけを見たらサドルが高そうには見えなくて、相当綺麗なペダリングをしています。
ただ僕なんかがやったら脚の比率からして相当サドルが高くなると思います。
なぜならチャベス選手のかかとが物凄く上がっているからです。踏み込む時にあそこまでかかとが上がった状態で踏めるということは相当凄いことだと思います。
それなのでチャベス選手の身体とポジションを見たら無理をしているポジションではないのですが、僕なんかはできないということで7位になりました。
2020年はサドルが低くなっているように見えました。ただあまり詳しくは分かりませんでした。しかしサドルが低くなっているならもっと上位にランクインできそうです。
8位 サイモン・イェーツ選手
サイモン・イェーツ選手は少しだけサドルが高いように見えます。
勿論サイモン・イェーツ選手にとっては適正なサドル高だと思いますが、真似をしようとするとかなり難しいと思います。
サドルが高いかどうかは漕いでいる時のかかとのお尻の位置を見ます。サイモン・イェーツ選手は後ろから見たらかなりかかとが上がっているように見えます。
サドルが高いと出力は出るかもしれませんが、それを長い時間出そうとするとかなりの身体の強さを必要とします。
サイモン・イェーツ選手の脚の力の強さは尋常ではないと思います。腕でハンドルを引いて体幹を伝い、脚でも力強く踏んでいくフォームです。
アダム・イェーツ選手とは双子で背格好も同じですが、意外とフォームは違います。
サイモン・イェーツ選手の方がサドル高が高いか、ハンドルまでの距離が遠く見えます。
シッティングの時はサイモンイェーツ選手が激しく踏み込んでいるように見えます。
ダンシングの時はアダム・イェーツ選手の方が体重を前側、ハンドル側に乗せて走っています。サイモン・イェーツ選手の方が上体を後ろに残し、ハンドルをしっかり引きながら脚で力強く踏んでいます。
それなのでダンシング時、自転車の左右の振れがサイモン・イェーツ選手の方が大きいです。
ポジション自体はサドルはやや高め、ハンドルまでの距離は適度です。
9位 リゴベルト・ウラン選手
リゴベルト・ウラン選手の乗り方は体幹が強くないと絶対無理な乗り方です。
サドルは結構高くてハンドルまでの距離も近くはありません。
かかとはかなり上がっています。上体が前傾になりすぎることは滅多になく、常に体幹を使って漕いでいます。
後ろから漕いでいる様子を見ていると結構腰が左右に振れます。その振れのまま脚を下ろしてうまくパワーにしてるように見えます。
強烈なフィジカルがあるからこそのあの乗り方だと思っています。
以上7位から9位まででした。
その選手にとっては最適なポジションでも、真似するのは僕にとって難しいと思った選手達でした。