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群馬のレースでどのような食事、補給をしていたのか

投稿日:2020年7月30日 更新日:

先日行われた群馬のレースでどのような食事をとっているか、補給食は何を食べているか、タイミングはどのタイミングかを1日の流れで紹介しようと思います。

 

今回はサプリメントの効力、効果の詳しい説明は省かせてもらいます。

 

120kmのレースの食事

初日は120km、天候は小雨、曇り、平均気温はガーミンのメーターによると16℃でした。

レース前日

まず前日の夜からです。僕の場合は夕飯は普段からバランス良く、量は多く食べます。それなので前日の夜もいつもと変わらずバランス良く、量は多く食べました。結構満腹くらいまで食べます。

なのでレースの前だからと言って、例えば炭水化物とされるご飯を特に多く食べたり、たんぱく質と呼ばれるお肉を特に多く食べたりと、どれかの栄養素を特別に多く食べることはしません。

いつもそのような食事方法なので、あえてレース前に変えるということはしません。

レース当日

レース当日の朝はレースが14時30分からということでご飯1杯と味噌汁1杯、コーヒー1杯を飲んで終わりました。

僕は基本レースが長い日でも朝食を物凄く多く食べることはほとんどありません。沢山朝から食べると僕は身体がキツいからです。特にステージレースなんかは朝ごはんを食べることに疲れて、かなり嫌になってくるので朝ごはんはほどほどにしか食べません。

それよりお腹が空かないようにスタートまでの時間をみて少しずつ間食を食べます。

そしてこの日はレースが14時30分からだったのでレース3時間前の11時30分にコンビニでおにぎりを買い、食べました。おにぎりの数は4つです。お腹が少しいっぱいになるくらいです。

レース直前

次にレース1時間前にチームのサプライヤーの有限会社パワースポーツ様から供給されている、パワージェル・ショッツのコーラ味を食べました。

PowerBar(パワーバー) POWERGEL SHOTS COLA
オレンジ味もあります。主にオレンジ味と、コーラ味の違いはカフェインが入っているかいないかです。コーラ味にカフェインが入っています。

【PowerGelShots】パワージェルショッツ コーラ3個オレンジ3個合計6個セット
グミで美味しいのでこれをチームの遠征に携帯してきている時は食べています。

基本レースの1時間前に、パワーバーかこのパワージェル・ショッツを必ず食べます。そしてレースのスタートラインに向かう際にジェルを食べることもあります。アップなどをしたらジェルを食べるようにしてます。

レース中

レース中の補食はパワージェルを1時間に1つ食べます。このレースは約3時間でしたのでパワージェルを3つ食べました。基本お腹が空かなくても食べるようにしてます。

周回コースでは基本ジェルしか摂りません。平坦が続く、距離が長いラインレースだとパワーバーを食べることもあります。

パワーバー(PowerBar) PowerBar Energize Bar チョコレート PBE4

そしてボトルは粉を入れない状態で水が700ml入る大きさのボトルを2本飲みました。粉を入れるので水の量は500~600になります。これはあまりおすすめではないです。本来は距離が120kmなので3本~4本は飲んでもいいかもしれません。僕はこの日雨が降ったり、気温が高くなかったり、メイン集団で待機する走りになってしまったので、エネルギーの消耗も少なく2本で足りました。

そしてボトルの中身はグリコパワープロダクションのCCDを入れています。選手によっては薄めて使っている選手もいましたが、僕は袋に書いてある容量通りの量で使用しています。このCCDが優れもので、これのおかげでボトルも2本で足りたということもあります。

グリコ パワープロダクション エキストラ ハイポトニックドリンク CCD エネルギー&水分補給 500ml用 1袋 (45g) 10袋入り【10回分】粉末ドリンク パウダー 熱中症対策

レース後

そしてレースが終わるとグリコパワープロダクションのホエイプロテイン〈プレーン味k〉を牛乳で飲みます。

グリコ パワープロダクション ホエイプロテイン高たんぱく低糖質 プレーン味 800g【使用目安 40食分】WPI たんぱく質含有率95%(無水物換算値)カルシウム 鉄 ビタミン マグネシウム

そして次は夕飯になりまたバランス良く多くの量を食べます。満腹になるくらい食べます。

今回のレースでは3日間とも午後からのレースでしたので2日目、3日目もほとんど流れは変わりません。朝食の量、昼食のおにぎりを食べた量もほぼ変わりません。

 

60kmのレース

2日目は距離60kmで平均気温は17℃でした。パワージェルは2つ、CCDを入れたボトルを1本半飲みました。距離が短くペースが速くなりそうなことから、スタート前にパワージェルを1つ食べました。

 

130kmのレース

3日目は距離130kmで平均気温は16℃でした。パワージェルは4つ、CCDを入れたボトルは2本飲みました。

2日目も3日目も気温は高くなく、3日目は雨でした。

僕は気温がそこまで高くない時に、調子が良かったりするとボトルを飲む量が少なくなったりします。身体が水分を欲していると思わないからです。この水分を身体がかなり欲していると思うときは調子が悪かったりする時、キツいときです。なのでこの水分を欲するか欲さないかで調子のバラメーターが測れるときもあります。

しかし基本は誰しもが言うと思いますが、水分はこまめに摂ることを意識して走ることが大事です。今回摂取する量が少し少なかったので、僕も今後気をつけて摂っていきます。

 

以上JBCF東日本ロードクラシック群馬大会でどのような食事をとっているか、補給食は何を食べているか、タイミングはどのタイミングかでした。

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