プロサイクリスト 伊藤雅和

シエルブルー鹿屋所属 選手兼監督 伊藤雅和のブログ ロードバイクに役立つ情報を発信していきます

トレーニング ブログ

乗り始め4週間目

投稿日:2022年5月15日 更新日:

ケガからの乗り始め4週間目。

擦過傷はやっと深いところも治り全快。

腰回りの骨と筋肉はまだ痛む。

自分の体幹トレーニングの一部がまだできないくらい痛む。

今週はチームの合宿。どれくらいまで走れるか。

 

5月9日

4時間の中でかなり厳しいインターバル。

自分が苦手としている高強度インターバル。

このトレーニングはケガをしていなくても負荷に入るか入らないかくらいなので当然負荷には入らなかった。これは想定内。

インターバルを行うタイミングがまた実践を想定していてかなり厳しいトレーニングになった。追い込めた。

 

5月10日

本日からチーム合宿。

ケガ以来久しぶりにチームのメンバーと会った。

4時間の練習の中で3本それぞれ10分の厳しいメニュー。

この負荷にこの時間入れたのは久しくなかったのでまた新たに身体に刺激が入った。チームメンバーと比べてもまだまだ走れない。

ただ現状が分かってよかった。

 

5月11日

4時間30分の練習。先頭の選手が決まった負荷で決まった時間踏む練習。

少し雨がちらつく中での練習になったので安全面には最大限気を付ける。

コースをある程度厳しいコース設定にする。

結果2800m up の練習となった。

最初は昨日の高強度の疲れからか身体が重かったが、走っているうちに徐々に身体の感覚も良くなり練習を終えれた。

良くなりと書いたがレースで戦えるレベルかといえば全くそのレベルではない。

トンネルで光が少しだけ見えた状態から変わりはない。

毎度毎度ネガティブな内容に聞こえるかもしれないけど、レースでライバルになりえる選手を思い浮かべて客観的に自分を見ることは大事。

その選手達に比べたらまだまだだ。

 

5月12日

1時間リカバリー

 

5月13日

鹿児島の雨がひどくZwiftでメニューすることに。

本日のメニューはローラーだと全ての負荷をかけることが難しいため(初速の負荷が自分はローラーでは出せない)その後の負荷をかけていく。

その負荷はローラーでも問題なく出せる。ただ余裕ではない。

気を抜くと負荷から落ちてしまう。

2時間以内のメニューならば雨だとローラー。

 

5月14日

この日の練習は終盤にかなりきついメニューが待っている。チーム合宿。

先頭を引く選手の負荷はそこまで高くない。

最後のメニューは本当に地獄だった。

結果3500m以上up の199kmの練習になった。

最後はクタクタという言葉がピッタリの状態になった。

何も残っていない。今週も追い込んだ。

 

5月15日

鹿児島県照葉樹の森サイクルジャンボリー。ヒルクライムレースに参戦。

9.9kmのヒルクライム。

前日までの練習で身体には何も残っていなかったが現地まで実走してヒルクライムして実走して帰る。

ヒルクライムは全く走れることなく上っただけで終了。

今週まとめ

合宿最初よりは最終日出し尽くせる感覚を持てて更に前進した。

身体の出来具合で行けばまだまだだけど下にはいっていない。

身体は時間をかけて丁寧に作っていくしかない。

いつもはオフを取る日曜日までしっかり乗ったので来週は週の2日間オフをとってまた集中してトレーニングしていこう。

-トレーニング, ブログ

執筆者:

関連記事

雨の日、実際に着用している服装・アイテム

雨の日に実走しているウェアやアイテムについて紹介して欲しいとコメントを頂いたので、今回は僕が現在、過去にしてきたウェアやアイテムを紹介していこうと思います。   雨を防ぐウェアにはどのような …

コロンビアでアラフィリップ選手と走った時の衝撃

2019年は世界的「パンチャー」選手で有名なジュリアン・アラフィリップ選手が大活躍した年でした。 僕は2019年2月にコロンビアのレースでアラフィリップ選手と一緒に走って、これは今年かなり勝つのではな …

サイクルシティ南さつま周遊オンラインサイクリング

先日サイクルシティ南さつま周遊オンラインサイクリングというイベントのコース戦略を練りにコースの試走を行ってきました。 詳しくはこの後説明させてもらいますが、このコースを速く走る為、楽に走る為にはどのよ …

プロ選手の身長、サドル高とハンドルまでの遠さを調べてみた

ヨーロッパで活躍する選手のポジション気になりませんか? 今回はプロ選手の、サドル高とサドルの先端からハンドルバー中心までの距離、クランク長を箇条書きで書いていきたいと思います。 僕がネットから調べたと …

靴下の厚さについて考える

近頃これは意外と大事なのではないかと思うことがありました。 それは靴下の厚さです。   靴下の厚さでサドル高が変わる? ここまでの競技生活で気にしたことがなかったのですが、最近ローラーをする …

/*---フッターの固定ページ一覧の削除↓↓-----*/ .footermenust { display: none; } /*---フッターの固定ページ一覧の削除ここまで↑↑-----*/