プロサイクリスト 伊藤雅和

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ユンボ VS UAE

投稿日:

去年のツール・ド・フランスめちゃくちゃ面白かったですよね。

近年の中で最も面白かったツール・ド・フランスだったと僕は思っています。

今年のコースは山の比重凄いですね。

誰もが思い浮かべるであろう優勝候補の2人。

ヨナス・ヴィンゲゴー選手(以下敬称略)

タデイ・ポガチャル選手(以下敬称略)

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この2人の選手。

昨年の2人は同じくらいの神レベルに見えたがチームメート、チームの戦略がユンボに分がありヴィンゲゴーが勝った印象でした。

コンディションが昨年のように互角に見えた時、勝負を分けるのはチーム力、戦略。

今年のアシスト選手を見てみると2つのチームに少し違いがありました。

脚質を

  1. 平坦(タイムトライアル、平坦牽引)
  2. 平坦、山岳どちらもいけるがどちらかといえば平坦(重量級ワンデー得意)
  3. 平坦、山岳どちらもいけるがどちらかといえば山岳(丘が多いワンデー得意)
  4. 山岳(総合狙える)

に分けます。

伊藤の独断と偏見で仕分けしていきます。

 

ユンボ・ヴィスマ

エースのヨナス・ヴィンゲゴー(175cm 60kg)

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今年の成績も文句なしの神レベルの強さ。

昨年は今年のジロで大逆転で総合優勝を果たしたプリモシュ・ログリッチ選手とのダブルエースでのエントリーだったけど今年は単独エース。

ダブルエースでの準備のプレッシャーと単独エースでの準備のプレッシャーは全く大きさが違うと思うのでそこはどう出るのか。ここまでの走りを見てみると全く問題ないか。

アシスト選手は(スタートリスト順)

  • ティシュ・べノート(190cm 72kg)
  • ウィルコ・ケルデルマン(185cm 65kg)
  • セップ・クス(182cm 61kg)
  • クリストフ・ラポルト(191cm 76kg)
  • ワウト・ファンアールト(190cm 78kg)
  • ディラン・ファンバーレ(189cm 78kg)
  • ナータン・ファンホーイドンク(192cm 78kg)

ユンボのメンバーは以下のように分けます

1.平坦(タイムトライアル、平坦牽引)

ナータン・ファンホーイドンク

 

2.平坦、山岳どちらもいけるがどちらかといえば平坦(重量級ワンデー得意)

クリストフ・ラポルト、ワウト・ファンアールト、ディラン・ファンバーレ

 

3.平坦、山岳どちらもいけるがどちらかといえば山岳(丘が多いワンデー得意)

ティシュ・べノート

 

4.山岳(総合狙える)

ウィルコ・ケルデルマン、セップ・クス

 

 

UAEチームエミレーツ

エースのタデイ・ポガチャル(176cm 66kg)

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ヴィンゲゴーと同じく今年の成績も文句なしの神レベルの強さ。

メンタルも強いとの情報から穴はあるのかと。今年もどちらかといえばエースの力比べではポガチャルに分があるのでは。

春まではぶっちぎりの強さではあったけどケガをして最近レースへ復帰したことが唯一の懸念点か。

アシスト選手は(スタートリスト順)

  • ミッケル・ビョーグ(190cm 78kg)
  • フェリックス・グロスシャートナー(184cm 64kg)
  • ヴェガールスターケ・ラエンゲン(195cm 79kg)
  • ラファウ・マイカ(173cm 62kg)
  • マルク・ソレル(184cm 68kg)
  • マッテオ・トレンティン(179cm 74kg)
  • アダム・イェーツ(173cm 58kg)

UAEのメンバーは以下に分けます。

 

1.平坦(タイムトライアル、平坦牽引)

ミッケル・ビョーグ

 

2.平坦、山岳どちらもいけるがどちらかといえば平坦(重量級ワンデー得意)

ヴェガールスターケ・ラエンゲン、マッテオ・トレンティン

 

3.平坦、山岳どちらもいけるがどちらかといえば山岳(丘が多いワンデー得意)

 

4.山岳(総合狙える)

フェリックス・グロスシャートナー、ラファウ・マイカ、マルク・ソレル、アダム・イェーツ

 

 

万能VS特化

アシストメンバーの選定興味深いですねー。

ユンボはどちらかといえば平坦も山もいけてしまう身体の大きいアシストが多い。

2,3どちらに入るか分からないようなメンバーが4人。平坦機関車が1名。山岳が2名。

 

UAEはどちらかといえば山岳アシストを手厚くしている。

総合を狙うもしくはこれまで狙ってきた山岳メンバーが4人。

2,3は2人。ただユンボと違ってどちらかといえば平坦寄り。後は機関車1名。

 

 

山の比重が多いコース

さあどちらのアシストが力を発揮することが多いか。

チームとして動くのであればユンボの方ができることは多いのではと思っています。

平坦区間風が吹いたとき、様々な場面の位置取り、上り麓からのハイペース。

結局厳しいペースをUAEが刻んだとしても最終的にはヴィンゲゴーとポガチャルの戦いになる。そう予想すれば山岳アシストが多くてもあまり意味がないのかも。

本当に強いアシストが2人、もしくは3人いればいいのではないか。

昨年ファンアールトが独走で勝った時のようにここで攻撃するのか!というようなことが起きるのではないかと。今日は何も起こらないだろうなという日も目が離せません。

 

観戦するときに

観戦していてエース同士の戦いに目が向けられがちですがアシスト選手がいなければエースは絶対走れません。

アシスト選手にどこで働いてもらうのか。昨年のユンボの戦略は凄すぎましたよね。

今年もどのようなチームの戦略なのかめちゃくちゃ楽しみです。最初から山のスペシャリストは2人の予定だったようなので。何か考えがあるのでしょう。

今年はどんなレースになるのかとにかく楽しみです。

選手が分からないときや何か調べたいときは知っている方も多いともいますがprocyclingstatsを見るとどのような選手か分かるのでオススメです。

しばらくは寝不足ですね!

いやー楽しみです!(何回言うんや)

 

 

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