プロサイクリスト 伊藤雅和

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ロードバイク、雨の日の服装

投稿日:2020年7月1日 更新日:

雨が降ってきた時、冬は勿論寒くてたまりません。晴れていて暖かい季節でも雨をずっと浴び続けると身体は冷えてきてしまいます。

どのように寒さを、身体が冷えていくのを防ぐのが良いと思いますか?

以前防寒以外の面で雨の日の練習で気を付けていることを書いているのでそちらも読んでみてください→雨の日の練習で気を付けていること

まず下半身を雨から防ぐには防水用のクリームやジェルを塗るしかありません。ワセリンなども意外と効果あります。

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僕は雨の日に身体に塗るものはこのイナーメ・スポーツアロマのレインジェル一択です。ほかのクリームやジェルなども試しましたが、これが肌も荒れることなく水からも守ってくれるので使っています。塗ればもっと身体が暖まってくれる物もありますが、僕はそういう物で肌が荒れ、かゆくなってしまうことが多いです。

ただ雨が降り続けばこれらのクリームやジェルはどうしても落ちていってしまいます。

寒い時の雨の日などはシューズにはシューズカバーを使うのをお勧めします。ふくらはぎの締め付けが嫌いだとかそういう選手もいますが、寒い日はお勧めします。



ただ雨の日に大事なのは上半身です。上半身の真の部分が冷えなければ、脚がある程度冷えても身体が冷えきることはありません。

ただし上半身が冷えきると雨が降り続く限り、再び身体が暖まることはほぼありません。

上半身を冷やさないことが大切です。

そんな時のお勧めのウェア(服)の装備を紹介しようと思います。

まず現在ロードレース界で雨が降ってきた時に使われるウェアは、防水機能がついている半袖のウェアと長袖のウェアです。

僕が持っているこれらのウェアの素材は半袖の方が、85%がポリエステル。13%がポリアミド、2%がエラスタンという素材でできています。

長袖は85%がポリアミド、15%がエラスタンという素材でできています。

表と裏で素材のパーセンテージが違います。

これらはとても良いアイテムです。雨の日もスタート前から着ていたり、途中で雨が振りだしてもすぐに着れば身体はあまり冷えることはありません。

半袖の方はほぼ空気抵抗なく雨を防いでくれます。

長袖の方は風の抵抗は少し感じますが、雨はほぼ中に入ってこずに防げます。


しかしこれは高価なもので雨でも絶対に走らなければいけないという日が、年間で何十日もあるような人以外は要らないものかもしれません。

カッパのようなレインジャケットやウィンドブレーカーを雨の日に着ることもあると思います。しかしこれらを着ると作り的にどうしても風の抵抗になってしまいます。これらを着るとバサバサと音がなるくらい風の抵抗になってしまっていたのです。

そこで身近なものでこれは効果あったなと思うのは、ビニール袋です。

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ゴミ袋くらい大きな袋があればより良いと思います。もしスタートから雨が降っていて寒くなりそうだと思ったらゴミ袋の口の所を下にして、首と両腕がビニール袋から出せるように切って、アンダーウェアーの上から着てみて下さい。

そしてビニール袋の上からサイクルジャージを着ます。そうすると風の抵抗もなくなってビニール袋の中に身体が入るとかなり暖かいです。

この写真は中にビニール袋を着ています。見た目では分かりません。

ビニール袋をサイクルジャージの上から着るのは、風の抵抗になるので絶対にしない方が良いです。

このビニール袋の優れているところはもし暑くなった時に千切ってポケットに入れておける所です。もしくはゴミを捨てても良い場所に捨てれば荷物にはなりません。荷物になったとしても重さは大したことなく持っておけると思います。

ビニール袋を着ると身体が蒸されて暑くなりすぎることがあります。そんな時はビニール袋を着るのを止めて、胴体のお腹側の所にだけビニール袋を入れます。

背中は雨で冷えるけど、お腹側は暖かいので暑くなってきた時はこれでバランスがとれることがあります。

ヨーロッパなどのレースで、山の頂上を越えて長い下りの前に、新聞紙をお腹側のウェアに入れていることがありますが、新聞紙よりもビニール袋の方が暖かいし冷えません。



ただこのビニール袋の弱点は着るという部分で、スタート前に着ることしかできないということです。

1度暑いと言ってビニールを千切って脱いだらゴールまで着ることはできません。

あとはお腹側に入れて寒さを凌ぐことしかできません。

ビニール袋を使うことは寒さを防ぐ簡易的なやり方として凄く手軽にできることだと思います。レースや練習で今日は途中から雨が降りそうだなと思った時には背中のポケットにビニール袋を入れておくのも良いと思います。

まずは雨の練習の日にビニール袋を切って着てみたり、ビニール袋をサイクルウェアのお腹側だけに入れてみたりしてどれくらい暖かいかを、自分なりに試してみると良いと思います!


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