僕はロードバイクに乗っていてこれは結構面倒くさいと思う問題があります。
それはハンドルが真ん中に取り付けられているか、ステムは真っ直ぐに取り付けられているか、そしてサドルが真っ直ぐに取り付けられているかです。
この僕らの世界でいう「センターが出ているか」という問題が面倒くさくて、正確にすることが意外と難しいです。
今回は僕が自分で行っているサドルのセンターの出し方について紹介しようと思います。
目次
サドルのセンターが出ているとは
僕らの世界で言うサドルのセンターが出ているとはサドルが真っ直ぐに取り付けられている状態のことを言います。
最近では前年度まで乗っていたデローザのようにセンターを出す必要のないシートポストの形もあります。
これは赤い丸が書いてあるシートポストという箇所が丸型ではなく形が決まっているので、自然に真ん中に付くようになっています。
今年から乗っているフジは丸型のシートポストなので、自分でサドルのセンターが出ているかを確認しなければなりません。
サドル高を調整する際に上げる、下げるをした後にセンターが出ているかを確認します。
どの視点から見るか
普通はサドルのセンターが出ているかをこのようにサドルの後ろから見ることが多いです。
僕もこのような見方をすることがあります。
ただなぜなのかこの見方だけだとサドルは真っ直ぐ付いているように見えますが、実際は右に左に曲がって付いてしまっているということが起きてしまいます。
ではどのように見たらサドルが右に左に曲がって付いていないことを確認できるでしょうか。
それは前からサドルを見てみることです。
自転車をこのように持ってサドルを見てみてください。
するとサドルがもし曲がって付いていることがあったら直ぐに分かります。
どこを見ると分かりやすいか
サドルが右に左に曲がって付いていた場合どこを見ると分かりやすいか、センターを出すにはどこを見ればいいか。
それはシートポストとサドルの先端部分を重ねて見ることです。
このような視点です。
ただこれもそこを大雑把に見てもダメです。
やり方があります。
まずは自分がどちらの目が利き目かを知ります。
目は大体の人が利き目があって見やすい方の目があるはずです。利き目の調べ方はネットなどで調べればすぐに出てきます。
そして利き目を知ったら自転車を先程のように持って利き目だけを使い、ダウンチューブを上から見ます。
ダウンチューブの見え方が左右均等になるようにします(ダウンチューブが見えないフレームの形ならばトップチューブでも良い)
左にずれているとダウンチューブは下の画像のように見えます。
右にずれているとダウンチューブは下の画像のように見えます。
そしてダウンチューブの見え方が均等になる視点をずらさずに、目線をそのままサドルの先端とシートポストまで移動させます。
感覚的には視点の横移動は一切せずに縦移動する感覚です。
これでシートのセンターが出ていればこのような画角になります。
曲がって付いている場合はこのような画角になります。
これで完全に正確ではないかもしれませんが、大体真っ直ぐサドルが取り付けることできると思います。
最後の確認
これは僕の場合に限られてしまうかもしれませんが僕が使っている「PRO、ファルコン」というサドルではこのように穴が空いています。
穴を使ってサドルのセンターが出ているかを確認します。
先程の要領でサドルの先端とシートチューブではなくこのサドルの穴の空いている所を見ます。
穴が空いている所から見える地面と、穴が空いている範囲が左右均等に見えたらサドルが真っ直ぐに取り付けられているということになります。
この方法で僕は確認をしています。
まとめ
丸型のシートポストのロードバイクを乗っている皆さんどうだったでしょうか?
僕が細かすぎるからかもしれませんが、僕のチームメートのロードバイクを確認したところ4人中真っ直ぐ付いていたのは1人だけでした。
意外とこのような目線で見てみることはないので、見てみたら面白いと思います。