僕は以前にも書きましたが、シマノのファルコンというサドルを使っています。
しかし最近ターニックスというサドルを試してみたのでその感想を書いていきたいと思います。
まず愛三工業レーシングチームは株式会社シマノ様から供給を受けていますので、コンポーネントと呼ばれるパーツ品、ホイール、シューズはシマノのアイテムを使っています。
目次
タ-ニックス、ファルコンとはどのようなモデルか
ターニックスはこのように横から見ると座面が波打っているモデルです。
僕が現在使っているモデルはファルコンですが、ファルコンの座面はこのようにフラットになっています。
過去のサドル使用
僕は2011年~2016年、そして現在2020年と愛三工業レーシングチームに所属しています。
2012年と2013年に愛三工業レーシングチームチームはスペシャライズド社のバイクとサドル、そして選手によってはシューズを使用していました。
2012年の始めにサドルを選ぶ際、トゥーぺという名前の座面がフラットなサドルと、ローミンという名前の座面が波打っているサドルを試してみました。
トゥーぺはシマノでいうファルコン、ローミンはシマノでいうターニックスです。
この時2つを試した結果トゥーぺにしました。
スペシャライズドのフィッティングの方にもトゥーぺをおすすめされました。
僕自身も使用して大変気に入ったサドルでした。
そのような経緯もあり、今年シマノのサドルを選ぶ際も座面がフラットなファルコンを選び、今も満足して使っています。
タ-ニックスの良いところ
それでも最近ターニックスを試す機会があり、2週間程使ってみたところ、これはこれで良いサドルだと感じ、今後どっちを使おうか正直迷いました。
ファルコンの良いところは以前の記事に書いてありますので目を通してみてください→サドルを選ぶ~シマノ ファルコン~
ターニックスのどのような点が良いか、それはまずは座面が波打っていますので座る場所が固定されやすい所です。
これは誰もが感じることができるこのサドルの良い所だと思います。
僕もこのようなサドルを使うのが久しぶりだったので、ここまで上体が固定されると確かに楽だなと思いました。
そして次に僕が良いと思った点は、どこに座ってもある程度同じようなポジションで踏めると思った所です。
まずこの話をする上で、サドル高を測る時はサドルの約真ん中で数値を測っているということを理解してもらえると分かりやすいと思います→サドル高を測る
選ぶときは自分の身体とよく相談する
僕はサドルの前方や後方にと、座る場所を変えて、全身の筋肉で使う箇所を変えながら走っています。
この時サドルの座面がフラットで、前に座るとサドル高が低くなり、後ろに座るとサドル高が高くなります。
なぜなら前に座るとクランクに近くなり、後ろに座るとクランクから遠くなるからです。
この時にサドルが波打っているとどうなるか、座る箇所が前にいった時にもサドルが上に波打って高くなっていますのでクランクとは近くならない、座る箇所が後ろにいった時にはサドルが下に波打っていますのでクランクから遠さもあまり変わらないとなるわけです。
もちろん実際に数値を測ると変わると思いますが、乗っている限りではそのように感じることができました。
サドルの真ん中で測って出した、サドル高がどこに座っていてもある程度再現できてしまう点が良い所なのではないかと思いました。
僕はこれが昔は嫌で、このように波打っているサドルを使うのを止めました。
しかし僕の身体は現在、2度の大腿骨骨折を得て、正直自由度が高くない身体に変わっています。
2012年、2013年はまだ骨折していなく身体の自由度も高かったです。
現在僕の身体のどこに自由度が少ないと言いますと、左足の大腿部の外側です(左足、太ももの外側)
1回目左足の大腿骨を折った時に筋肉を10cm程切り、そこの筋肉がいまだに上手く使えません。
ケガについて、ケガをしてからどのように筋肉を補ってきたかなど今後また書いてみたいと思っています。
1つ目の骨折があり、そこからポジションにも拘るようになりました。
そしてポジションに拘る選手にとっては、どこに座ってもある程度同じような値で踏めるこのサドルは良いサドルなのではないかと今回感じました。
プロ(PRO) ターニックス AF サドル 142mm
双方のサドルに良い点があると思いますので、自分にとって良いサドルを見つける際にこの記事が役にたってくれれば嬉しいです。
ターニックスも良いサドルでしたが、僕はまだひとまずファルコンを使っていきたいと思っています。
プロ(PRO) ファルコン AF サドル 142mm