プロサイクリスト 伊藤雅和

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ヘルメットの大切さ

投稿日:2020年9月3日 更新日:

ロードレースをする上で落車はしたくないものですが、自分の意とはせずに落車をしてしまうことはあります。

今回はヘルメットがどれだけ大事か僕が見た落車で紹介しようと思います。

まず最近のサイクリストの方達を見るとヘルメットを被らずに走っている方はほぼほぼ見ません。

ほぼ全員と言っていいほどヘルメットは被っています。素晴らしいことだと思います。

僕も誇れるものではないですが、選手をしていて多くの数の落車を経験しています。

落車をしたときの僕が行っている怪我に対しての治療方法はこちらです→怪我をした時にどのような手当てをしているか



転んだ時にヘルメットが命を救ってくれたことが何度もあります。顔から地面に落ちたこともあります。下りで転んで道路を何回転もしたことあります。その時にヘルメットを見ると割れていて、これを被っていなかったら自分の頭はどうなってしまっていたんだろうと想像するととても恐ろしいです。

近年のヘルメットは軽量化を求めて軽くなっていっています。軽くはなっていますが、衝撃を受けた際にうまい具合にヘルメットが割れて頭を守ってくれています。

2年前の落車の話です。当時チームメートだったエドワルド・グロスという素晴らしいスプリンターの選手が集団スプリントで大落車をしたことがありました。とてつもないスピードで転んだグロス選手の全身は擦過傷だらけ、骨も複数折れる大怪我でした。ヘルメットはもう少しで2つになってしまうまでに割れていました。

ただ病院の結果は頭には全く異常はなく、本人も怪我以外の所は元気でした。この落車の時のヘルメットの割れ方は尋常ではなかったので良く覚えています。

ヘルメットが割れて頭を守ってくれたのです。

割れることが悪いことではなく割れて守ってくれるのです。

僕ら愛三工業レーシングチームが使っているヘルメットはLAZER(レイザー)のGenesis(ジェネシス)です。

LAZER(レーザー) ヘルメット ジェネシス AF マットチタニウム S R2LA877307X マットチタニウム S
重さは190gととても軽くフィット感も抜群です。

幅の調整はこれまでのヘルメットは後頭部の部分に付いていることが多かったのですが、このヘルメットは頭頂部にバックルが付いていて調整します。

このヘルメットを被ってチームメートは落車していますが、骨折した選手も、顔から地面に落ちた選手も頭に問題は起きませんでした。

軽くて安心できるヘルメットを被れて僕はかなり満足しています。通気性も抜群です。

ちなみに今年ツールドフランスで大活躍しているユンボ・ヴィスマの選手達もレイザーのジェネシスを被ってツールドフランスを走っています。

最近ではサイクリストの方々のほとんどがヘルメットを被っていますが、改めて被らないと転んだ時に本当に危ないと今回の記事で分かってくれたら嬉しいです。



 

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